先週、教育系のイベントに出席しました。
「Ideation Hackathon: どうすればより効果的に学べるか?」というもので、Startup Weekend の教育版に近いものでした。
金曜日の夜から始まり、日曜日に渡り、特定のアイディアに取り組み、検証しつつ、最後にプレゼンをして順位を決めるというものです。
とはいえ、アイディアの要素が強く、ビジネスのスケールや検証度などのいわゆるビジネス方面で検証を進めるといった内容ではありませんでした。
Startup Weekend自体には何度か出たことがあるので、その点での目新しさは少なかったですが、学びは多かったです。
ちなみに、作ったプランがこちらです。旅をしながら世界各地でリアルなPBLに取り組んでいくというものです。
ミネルバ含めて、世界を回りながら学習するというコンセプトはそこそこありますが、教育機関として高校生をターゲットしたものは知らなかったのですが、ありました。
THINK GLOBAL SCHOOLという名前で3年で12カ国を旅しながら、現地でさまざまなプロジェクトに取り組むというものです。
日本人の知名度はあまり高くなく、YouTubeを見る限り、日本人の参加者は見つかりませんでした。
YouTubeでも動画は上がっています。
Twitterで調べても山本さんという方だけが、取り上げていました。
文部科学省から降りてくる10年遅れの指導要領などを待つよりも、最新の結果を出している学校が何をしているかチェックすればいいのです。
— 山本秀樹/Hideki Yamamoto (@Amo846) October 17, 2019
THINK Global Schoolのカリキュラムや学習目的は、とてもわかり易く、資料も公開されています。https://t.co/grTnHGsizC
サイトを見るだけでも、勉強になりそうです。THINK GLOBAL SCHOOL
学んだこと
- 面白い先生もたくさんいる
- 課題認識はみんな同じ
- 保護者も問題意識を持っている
- でも変わらない
- 学校は校長先生によって変わりうる
- ただ、校長先生は年齢的にもインセンティブとしても変える発想にならない
- 自分はやはりグローバルに活躍できる日本人に対して関心がある
- すでに自分が考えたような学校がある
参加者に先生や予備校の人がいたため、それが興味深いところでした。
プログラム内というよりも1日目や3日目の懇親会の中で話していて、問題意識を持っている人がそれなりにいるんだなという感じでした。
学校の先生をやりながら、自分の授業時間を使って自由に授業してもらったり、いろいろな講演会などに参加したりと自分の知らない先生像があることを知りました。
もう1つは個人的な関心として、教育の先に人間の成長とともに、日本の成長も期待しているのがクリアになりました。
リアルな場が重要
とくに教育系の知識を得るうえでは、イベントなどリアルな場に足を運ぶことが重要だと感じました。
教員系の人はあまりオンラインでアクティブでない人も多く、一方で教育系イベントってたくさんあるので、動き回ることで知識はかなり得られるという実感があります。
実際、いくつかのイベントに出席しただけで、「このイベントに出ませんか?」といった話をメッセージで複数もらいました。
しばらくはこうしたイベントにひたすら出席するのはありだと実感してます。
コメント