Mohiのコラム

【幸福を科学する】重回帰分析で自分の幸福の方程式を計算してみた

幸福を科学する

教育に携わる以上、確かな知識を得たいと思い、教育や幸福を科学的に分析する本を何冊か読みました。

自分の思い込みや限られた経験をもとに誤った方法や非効率なアプローチを取ってしまうことを避けたいからです。

そんな中で、読んだ「幸せのメカニズム」という本で、アンケートをもとに幸せにとって重要な要因を分析していました。

参考:【書評と要約】幸せのメカニズム 実践・幸福学入門(前野隆司)幸福を科学する

これは、アンケートをもとに因子分析や重回帰分析を行うことで特定していました。

この本を読んだ後に、ふと自分の場合にはなにが重要なんだろうと思い、30年近くの経験から同じように計算できるのではと考え、計算してみました。

計算方法

シンプルに計算するため、時代ごとに幸福度と幸福に影響を与えると思われる要因を一覧にしました。

具体的には、以下のようなものです。

  • 時代に関しては、自分の幸福度が大きく変わったと感じたタイミングで全部で11個(中学・高校・勤務先など)に分けた
  • 幸福度は1~10まで10段階で整理
    • 「10 完全に満足していた」、「9 非常に満足していた」~「2 非常に満足していなかった」、「1 まったく満足していなかった」
  • 幸福に影響を与えると思われる要因は5つを選び、4段階で整理
    • 要因
      • 目標:具体的な目標があったのか
      • 熱中:熱中しているものがあったか
      • 関係:周りといい関係だったか
      • 挑戦:挑戦ができていたか
      • 自己実現:自己実現ができていたか
    • 段階
      • ✕:1点、△:2点、◯:3点、◎:4点で計算

Excelの回帰分析で計算しました。

挑戦と自己実現が相関係数0.9ほどと非常に高かったので、自己実現を外して、4つで分析しました。

目標と自己実現の項目は似ているようですが、以下のような違いがあります。

  • 目標:具体的な目標があったか
  • 自己実現:なりたい自分になれているか

計算結果

計算結果は以下のようになりました。

決定係数は0.88とかなり高くなっており、分析精度が高いことがわかります。

P値を見ると、「目標」だけが非常に高く、あまり要因としてはあてにならないことがわかります。

それ以外はP値が0.05未満で一般的に統計的に有意といわれる水準のため、信頼できることがわかります。

今回のケースは自分の感覚で重要そうな要素を選びましたが、目標が関係ないというのは自分にとってかなりの驚きでした。

つまり、僕の幸福の方程式は以下のようになっています。

僕の幸福=1.19 自己実現 + 0.9 関係 + 0.7 熱中

挑戦と自己実現は僕の場合にリンクしているので、自己実現や挑戦が非常に重要とわかります。

解釈

ただし、注意が必要なのは僕の場合には、他のことがうまくいっていると人に会いたくなるので、関係⇒幸福度とは限らず、幸福度⇒関係ということもあるなということです。

したがって、僕の場合には自分のなりたい自分になるために挑戦し、熱中しつつ、周りと良好な関係構築をできると幸福度が高まるとわかりました。

これは幸せのメカニズムで紹介されている四因子の最初の2つと一致します。

  • 第一因子 やってみよう因子(自己実現と成長)
  • 第二因子 ありがとう因子(つながりと感謝)
  • 第三因子 なんとかなる!因子(前向きと楽観)
  • 第四因子 あなたらしく!因子(独立とマイペース)

後半の2つは、今回の時系列とは関係が少ないですが、自分の性格と近い部分があります。

総じていえるのは、僕は少なくとも幸福の要因に関しては多数派のようだということです。

ぜひ『幸せのメカニズム』も読んでみてください。

幸せのメカニズム 実践・幸福学入門 (講談社現代新書)を見る